災害用携帯トイレ マイレット
Disaster Toilet at the time of disaster
災害発生時すぐに必要になるのはトイレです!
あなたは大地震など災害が発生した際にまずは何をしますか?
自分の身を守ることはとても大切で、家は倒壊していないか家具などは壊れていないか、そして電気や水は使えるかなどをチェックすると思います。
地震からは命を守り怪我もなかった…でもそれだけで十分でしょうか。
震災が発生すると多くのケースで断水や停電などが起こり地震の後の被害というのが出てきます。
下水道や浄化槽が損傷すると水洗トイレは使えなくなり、便器はすぐに大小便でいっぱいになります。
その状況を考えただけでも気分が悪くなりそうです… 。
それが衛生面での問題になり感染症の原因になるかもしれません。
実は、災害が発生した際に真っ先に必要になるのは、そうトイレなのです。
弊社が取り扱うマイレットシリーズは緊急時や非常時用に開発された大小兼用の備蓄携帯トイレで、水を使わないで今あるトイレに簡単にトイレ処置が可能になります。
マイレットに使われている抗菌性凝固剤は皮膚刺激性試験や抗菌性試験など様々な安全を確保する試験に合格してきた安全性の高いものです。
使用する上での問題はありません!
Try to imagine
イメージしてみてください
トイレがないと尿や排便を我慢するようになり、流れないトイレを使うことで衛生的な二次被害を起こすことになったり、また近くにトイレがなかったり、あっても寒い場所や暗い場所、不衛生なトイレだと人間は自然とトイレに行くのが嫌になり、なるべく行く回数を減らすためにも食事を我慢するようになります。
これで体調を崩し最悪命を落とすことも考えられます。
あなたを災害から、そして避難時から守ってくれるのが「マイレット」なのです!
Toilet problem
災害はある日突然起きる!待ったなしで起きる「トイレ問題」
災害は決して他人事ではありません。
災害には地震や津波、台風や洪水などの自然災害や火災や原発、戦争などの人的災害など様々な種類があります。
- 自然災害:地震・津波・洪水・土砂崩れ・大雪・火山の噴火・竜巻・ひょう・熱波・伝染病など
- 人的災害:工場火災や爆発・ビルの倒壊・電車の脱線事故・有害物質の流出・戦争・原発事故・放火・テロなど
この中でも特に日本国内でよく発生するものとしてはやはり地震や台風、大雪などの自然災害ですが、原発はもちろん今後はテロなどの災害も今のご時世を考えると全く発生しないとは言い切れません。
台風や大雪などはある程度予測できる災害もありますが、地震のように明確に日にちや場所を予測できないものもあり、いずれの災害にしても、それが発生した時に問題になるのが「トイレ問題」です。
実は水や食糧よりも深刻なことになりやすいといわれています。実際、災害時の困ったことランキングでは断水によるトイレ問題が最も多く1位になることが多いのも事実です。
その理由としては、食事に関しては回数を減らしても気力で我慢することは可能ですが、排泄に関しては大小いずれにしても我慢の限界があります。人間の体というのは、身の危険などもしものために脂肪や筋肉を蓄えており、食事がないとそれらを分解して生命の維持を試みますが、排泄はそうはいきません。
「じゃあ、水がなくてもとりあえず排泄すればいいのでは?」と思うかもしれませんが、排泄物は悪臭を放ち不衛生なものなのでそれを溜めておくことで身体的そして精神的にも悪影響を及ぼします。
水洗トイレは断水になると使えない
水洗トイレは災害時に断水になると使えなくなると述べましたが、一般的な水洗トイレは電力を使っておらず断水になると利用できなくなります。
この水洗トイレというのは多くの家庭で使用されているものです。
トイレには温水洗浄機能や暖房便座など電力を必要とする機能もありますが、それらは当たり前ですが電力が止まると利用できなくなります。
ただし、水を流すことに関しては多くのトイレでは電気に依存していないので水洗トイレにとって「水」は大切な要素なのです。
避難所に仮設トイレはすぐに届かない
「災害が発生しても仮設トイレがあるから問題ない」と思われる方も少なくないでしょうが、これには注意が必要です。
確かに避難所には仮設トイレも一緒に併設されますが、すぐには用意できません。
東日本大震災が起こった時、仮設トイレが避難所に行き渡るのにどのくらいの時間がかかったと思いますか?
3日以内に行き届いた自治体は34%、8日以上かかったのは49%とされており、あなたが思う以上に時間がかかるのが仮設トイレの現実なのです。
早くて3日というのも、3日間排泄を我慢するのはかなり辛く健康被害も起こるでしょう。 また、仮設トイレは災害時の救世主にはなりますが、仮設トイレ故の様々な問題もあります。例えば、避難者に比べて圧倒的にトイレの数が少ないことがあり、常に満杯状態で自分がトイレに行きたい時に行けなかったり、利用者が多いので汚物ゴミの回収が間に合わず衛生面での問題が挙げられます。
そして、女性の利用者にとっては仮設トイレを使うのはプライバシーの問題もあって、特に妊娠中や子育て中の女性にとっては衛生面やおむつ、生理用ナプキンなどの必要性を考えても気楽に利用できるものではありません。
もちろん小さな子供なども利用する上では懸念点があるでしょう。
このような理由からたとえ仮設トイレがあっても、「トイレを我慢する」という人は少なからず出てくることが考えられます。
I can’t go to the bathroom, this is a problem
トイレに行けないことで起きる、さまざまな問題
災害時のトイレ問題で具体的にどのような問題が起こるのでしょうか。
ここでは特に健康被害について解説します。
1.膀胱機能の低下
人間の膀胱には最大で1リットルほどの尿を溜められるといわれており、それが700ミリリットル以上ほどになると膀胱の筋肉が損傷されて血流障害を引き起こします。
これが膀胱炎などの原因にもなるでしょう。
「おしっこを我慢すると膀胱炎になるよ」と言われたことがあるかもしれませんが、1度や2度ではそこまで危険性は高くなくても避難所で慢性的に我慢することで大きな影響を受けるかもしれません。
2.免疫力の低下
腸には腸官免疫と呼ばれる体外からの細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割があり、特に排便を我慢しすぎることで便秘になり腸内環境が悪化します。
そうなるとこの免疫が機能しなくなり、体の免疫力がどんどん低下してしまいます。
その結果、膀胱炎や風邪、感染症などにかかりやすくなります。災害時はただでさえ栄養失調になりやすいので病気には気をつけたいものです。
3.精神的トラブル
排泄したくてもできない状態が長い期間続くとストレスなど精神面にも影響を及ぼします。
ただでさえ災害時は強い不安やストレス下での生活になるので、鬱や不眠症など様々な精神的疾患を患うこともあります。
精神的トラブルを抱えると周りの家族などにも影響してしまうので負の連鎖になります。
4.栄養・水分不足
トイレに行けないということは、私たち人間は必然的に食事量を減らしてトイレに行く回数を減らそうとします。
そうなると栄養や水分が足りなくなり、栄養失調や水分不足から脱水症状などを引き起こす原因になります。
特に水分摂取は決して軽視できるものではなく、脱水症状になると脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因にもなり命に関わる事態になります。
夏など時期によっては熱中症になりやすいこともあるので軽視できません。
5.目眩や立ちくらみ
長時間トイレに行けずやっとの思いでトイレをすると交感神経から副交感神経に急に変わるため、トイレ中に目眩や立ちくらみなどが起こることがあります。
栄養不足など食事量が足りないと余計にそれらも起こりやすくなるといわれています。
6.腸トラブル
排泄を我慢することで体内にそれらを溜め、やがて便秘になります。
便秘は日頃から経験しているという人も少なくないかもしれませんが、その状態が災害時に長く続くといずれ「腸閉塞」という症状を引き起こす可能性があります。
これは、激しい腹痛や吐き気などの症状があり、最悪の場合は便が溜まった腸を外科手術で取り除かなければいけません。
7.体臭
排泄物というのは基本的に体にとって不要になったものが出てきます。
それを長期間体に溜めておくことで不必要な成分が体内の血中に入り込み、全身に回ることで、本来は便として排泄されるべき出口を求めて強い体臭を発することがあります。
イメージしてみてください、便意を我慢して体内に溜めることで腐ったものがずっと腸の中にあるので当然臭いを発生します。
メンタル的に繊細になっている災害時はちょっとの臭いでも気になるでしょう。
Importance of stockpiling portable toilets
携帯トイレの備蓄の重要性
災害時に向けて携帯トイレは各自用意しておくことをおすすめします。
その理由としては、まずはやはり地震などが発生すると断水などが起こりトイレを利用できなくなる恐れがあるからです。
いつもは当たり前のように使っているトイレでも災害時にはその機能性を失うことになります。
大地震により建物が倒壊したり損傷すれば、当然ですがトイレも使えなくなりますし、家の倒壊は免れてもトイレに設置している便器などが故障すれば利用できなくなります。
そして、トイレは基本的には我慢できません。トイレというのは私たちにとって生理現象であり、1日の中でトイレを一度もしなかったという経験はおそらくないと思います。
災害時というのは身の安全、家族の安否、家の倒壊、将来のことなど様々な不安要素があり、先がよく見えない状況でもあります。
そのような緊張下では人間はトイレなどの生理現象が普段よりも多くなる傾向にあり、備蓄トイレを用意していないことで起こる惨事はイメージできるはずです。
災害が発生すると、いつ使えなくなるかわからないトイレなので、もしもの時に備えて携帯トイレを用意しておくと安心できます。
Estimated portable toilet stockpile
携帯トイレ備蓄の目安
災害用の携帯トイレに求めることとしては、大きく3つ、
やはりまずは「自宅のトイレで使えること」、そして「簡単に使用できること」、あとは「後始末が簡単で衛生的なこと」という条件が求められます。
それらの条件を満たしているのが、弊社が販売する「マイレット」なのです。
マイレットは、いわゆる携帯トイレで元からある洋式トイレにビニール袋をかぶせてその中に凝固剤を入れて排泄を行い、使い終わったらビニール袋を捨てるだけと非常に簡単に利用できます。
水なしで使え、非常にコンパクトな製品は10年間の長期保存が可能になっています。
マイレットの使い方はとってもシンプルです。
①便座に排便袋をセットして用を足す
②抗菌性凝固剤をふりかける
③袋を結び可燃ゴミとして処分
たったこの3つのステップで完了。
そして、携帯トイレをどのくらい備蓄するべきかは、避難所の仮設トイレ設置までの期間や断水が復旧するまでの期間などを考慮する必要があり、
東日本大震災の時の仮設トイレ設置までの時間は約1週間以内に届いた自治体が約50%で、上下水道が仮復旧するまでの期間は自治体の平均で約35日ということを考えても、最低でも7日分は備蓄しておきたいです。
それ以上備蓄できるのであればそれに越したことはありません。
そして、1人あたり1日にトイレに行く回数は平均5回とされており、それを7日分なので35個の携帯トイレがあると安心でしょう。
それに加えて家族の人数分用意します。
家族が多いとかなりの数の携帯トイレが必要になりますが、先に述べた通り排泄物を我慢することでの健康被害を考えると決して無駄ではありません。
少し多いくらい余裕を持って備蓄しておくと不安に晒されず安心して災害時も過ごせるはずです。
Product introduction
マイレット 製品紹介
携帯トイレ「マイレット」には、使用目的に合わせて4つのラインアップを揃えていますので、利用用途や家族の人数分などに合わせて適当なものを選べます。
mini-10 商品内容
- 抗菌性凝固剤(7g):10袋
- 排便袋(PE製黒):10袋
- 持ち運び袋(PE製白):10袋
- ポケットティッシュ:2個
- サイズ:約W135×D50×H180mm
- 重量:約300g
- 保存期間:製造から約10年間
S-100 商品内容
- 抗菌性凝固剤(7g):100袋
- 排便袋(PE製黒):100袋
- 大型外袋(PE製白):10袋
- 使用方法ポスター:1枚
- サイズ:約W240×D170×H185mm
- 重量:約2.4kg
- 保存期間:製造から約10年間
P-300 商品内容
- 5回分トイレ処理セット:60パック
- サイズ:約W385×D365×H160mm
- 重量:約8kg
【1パック 商品内容】
- 抗菌性凝固剤(7g):5袋
- 排便袋(PE製黒):5袋
- 持ち運び袋(PE製白):2袋
- サイズ:約W95×D20×H140mm
- 重量:約120g
- 保存期間:製造から約10年間