3つのお約束
WHAT WE CAN DO
水都環境サービスがご提供できること
企業の災害対策や水の活用に関するパートナーとして、水都環境サービスをお選びいただければ、私たちは下記のような結果をご提供することをお約束いたします。
井戸水活用システムはまだ世間に広く知られているサービスではありませんが、これまでに100件以上の導入実績があり、そのすべてにおいて、約20%〜最大40%の上水道代のコスト削減を実現してまいりました。
そして、今後もご契約いただく企業様には、確実な上水道利用料のコスト削減をお約束いたします。
このような結果を約束できる理由は、「そもそもメリットが出せない(コスト削減ができない)企業にはご契約をお勧めしない」からです。
実際に、水が豊富な自治体で水道料金がそもそもお安い地域や、塩水を真水にするような特殊な処理が必要な場合などは、このシステムを導入するとかえって費用が高くつくことになります。
ですから、弊社からご提案する場合は、事前に水道料金のシミュレーションを行い、用途に応じた水質にするための処理費用などもきちんと計算のうえで、本当にお得になる企業様にのみ、ご案内をしているのです。
まだ認知度の低いサービスのため、市場にはお困りのお客様がたくさんいらっしゃいます。
需要のない企業様に無理にお勧めすることはいたしませんので、どうぞご安心ください。
これは、井戸水活用システムを導入されている、スポーツクラブ運営会社の方からうかがったお話です。
その施設では、台風によって断水した際に、給水ポンプ車が来る前に近所の方にお水を配って、大変喜んでもらえたそうです。
人間は誰しも、困ったときに助けてもらったことに感謝し、その記憶はいつまでも残ります。
きっと、このときに水を分けてもらった方にとっては、日常生活を取り戻したあとも、このスポーツクラブは他の施設とは全く違う、とても信頼できる良い会社だと認識していることでしょう。
災害時、困っている人を助けたいと思っても、その術がなければ救うことはできません。
このケースでいえば、スポーツクラブが井戸水活用システムによって二次水源を確保していたからこそ、地域貢献ができたと言えます。
他にもたとえば、停電時に水発電機で空調を動かして会議室を一時的な災害拠点にしたり、スマートフォンの充電をしてあげるなどの対応もできますよね。
個人とは違い、法人には社会的な責任があります。
つまり、どんなときでも社会の役に立つふるまいが求められるということです。
しかし、すべての会社がそのように動けるわけではないので、できる企業だけが信頼を得て、地域の方との絆をつくることができるのです。
ビジネスにおける“信頼”は、なかなか簡単には得られないもの。
だからこそ、こうしたCSR活動(社会貢献活動)は、目先の利益よりもずっと価値があると言えるでしょう。
私たちがお届けするサービスが、ただのコスト削減、ただの発電機・・・ではなく、より有効に使っていただき、あなたの会社の価値創造に貢献できれば本望です。
そのために弊社では、導入していただいたサービスの活用方法をなるべく具体的に、たくさんご提案しています。
サービスの導入後、設備のメンテナンスや水発電商品の保証などはもちろん対応しておりますが、それだけでなく、弊社は企業の災害対策アドバイザーとして末長く御社のパートナーでありたいと願っています。
防災に関する最新情報や新しい防災グッズ、防災の豆知識など、みなさまのお役に立てる情報を発信したり、また、災害対策に関するご相談はいつでも無料でお引き受けいたします。企業のBCP対策などでお困りのときは、お気軽にご相談ください。
WAY OF WATER
変わりゆく “水”のあり方
「水道」といえば、一般的には、各地方自治体の水道局にて開始手続きを行って使用するもの、というイメージをお持ちの方が多いと思います。
この水道が整備される以前、私たち市民は自宅の敷地や地域で共有する井戸や川などから汲んだ水を使用していました。
今ではあまり想像できないかもしれませんが、バケツに入れた水を担いで持ち帰り、土間の水甕に保管して使うのが、全国的にごく当たり前の光景。
そして、この水汲みや運搬は、主に女性や子どもが担当していました。
こうした重労働の負担軽減や衛生的な問題から、日本における水道は明治時代以降に行政が中心となって整備が進められ、高度成長期に入ってから急速に全国に広がりました。
民間企業ではなく、自治体がこの業務を担ったのは
- 水が人々の生活に必要不可欠なものであること
- 水は口に入るため、高い安全性が求められること
- 設備を整えるのに莫大な初期コストが必要で、長期的にその費用を回収する仕組みをつくらなければならなかったこと
このような理由があったからです。
このおかげで、現在では全国で蛇口の水が安全に飲めるほど、日本の水道は主要先進国の中でも極めて水質が良く、漏水率も低い高度なシステムとして知られています。
私たちが自治体の提供する水を当たり前に買う(水道料金を払って使用する)ようになったのは、自分たちで井戸から水を引いたり水処理を行うよりも、圧倒的に便利、効率的、安い、そして安全だったからなのです。
ところが、この世界に誇れる日本の水道も、実は数年ほど前から大きな問題が指摘されるようになりました。
それは、高度成長期時代に整備された約10万kmの水道管が、40年とされる耐用年数を超えたのにもかかわらず、今も取り換え工事がされておらず、老朽化による漏水や破裂事故などが年間2万件以上も起きているということです。
水道管の交換は1km当たり1億円の費用がかかると言われているので、10万kmであれば10兆円。
ただでさえ、人口減少によって水道料金収入が減少しているのに、どこからこの整備費用を捻出するのでしょうか。
そして、もしこの整備費用を水道代から徴収しようとなったら、どうなるでしょうか。
おそらく、日本全国の水道代が跳ね上がり、一般市民はもちろん、ビジネスでたくさんの水を使用している企業も大打撃を受けることになるでしょう。
こうしたことから、この先、水道事業の自治体運営には限界があるとして、民間の力を借りて老朽化した水道管更新を行うために、民間企業が水道事業に参入できるように水道法を改正しようというのが政府の主張です。
さて、ここで私たちが伝えたいのは、水道事業の公営・民営の是非ではありません。
私たちが日頃当たり前に使っている“自治体が提供する水道”が、この先もずっと同じ条件で使用できるとは限らない、という現実です。
実際に老朽化した水道管が頻繁に事故を起こしているのですから、これは決して遠い未来の話ではありません。
弊社がご提供している井戸水活用システムは、井戸水による自前の水道局を作るような仕組みであり、自治体が提供する水道に頼らない水源となります。
このような水源を持つことで、災害時だけでなく、変わりゆく水のあり方に対するリスクを分散するという役割も担うことができるのです。
水都環境サービスは、このように企業と企業における“水”を考え、より良い未来につながるよう活動をしています。