寮のクラスター対策にオゾン発生器が有効
まだ治療法が確立されていない未知の病原菌である新型コロナウイルスの流行によって、現在多くの方がマスクの着用や消毒用アルコールによる殺菌、不要不急の外出を控え人混みになるべく入らないなどの対策を余儀なくされています。
しかし、そんな中で、依然として新型コロナウイルス感染拡大のリスクが高いのが学校の部活動などの都合で寮生活を送っている学生の方々です。
自宅からの通いの場合、少なくとも自宅は限られた人数のみのコミュニティーとなっているため人混みを避けることができ、新型コロナウイルス感染のリスクを下げることが出来ます。
しかし、寮生活の場合は不特定多数の生徒が集団で生活をしており、部屋も相部屋の場合が多いので常に新型コロナウイルス感染のリスクに晒されているといえます。
そんな寮生活でのクラスター発生のリスクを下げるためにおすすめなのがオゾン発生器です。
今日は、寮生活でのクラスター対策として、オゾン発生器の有用性についてご紹介します。
目次
1. 寮生活における新型コロナウイルス、クラスターの発生と対策の現状
まずは、現在まで確認された寮でのクラスターや、現在行われている主な新型コロナウイルス対策についてです。
新型コロナウイルスの流行により、2020年8月には島根県の高校にてサッカー部を中心に寮内で100人を超える大規模なクラスターが発生したのは記憶に新しいと思います。
またその他にも、福岡県の高校でも部活動により約30人ほどのクラスターが確認されています。
四六時中集団生活を強いられている寮生の方々にとって、新型コロナウイルスの集団感染は非常に身近で現実的な脅威といっても過言ではありません。
こうしたクラスターの事例を受けて、全国の各学校の寮内では現在様々な新型コロナウイルス対策が行われています。
マスクの着用や玄関及び部屋の入口に消毒用アルコールを設置する、朝晩に定期検温を行うというのはもちろんのこと、一度に浴場で入浴出来る人数を制限したり、寮の部屋数に余裕がある場合は相部屋を避け、1人1部屋を割り当てるように変更したりと対策の内容は様々です。
また、特に新型コロナウイルス感染の危険が高いのが食堂です。
そのため、食堂でも一度に食堂に入れる人数を制限したり、食堂のテーブルにシールドを設置する、ビュッフェ形式を避けるなどの対策がなされています。
しかし、ここまで対策をしていてもまだ感染リスクが0ではないというのが新型コロナウイルスの恐ろしい点と言えます。
2. オゾン発生器によって新型コロナウイルスの不活性化が可能
こうした集団生活の場での新型コロナウイルス対策として期待されているのがオゾン発生器です。
オゾン発生器は文字通りオゾンを生成し、室内に散布するという装置です。
オゾンは酸素原子が3つ結びついた状態の非常に不安定な分子であり、様々な物質や成分に反応しやすいという性質を持っています。
この反応はウイルスや細菌、悪臭の元となる成分などに対しても行われるため、オゾンは医療や食品関係、農業など様々な分野で広く活用されている分子です。
そして、2020年8月26日に藤田医科大学によって、人体に影響のない低濃度のオゾンでも新型コロナウイルスを不活性化させることが出来るという発表がありました。
これにより、現在オゾン発生機は新型コロナウイルスに対する効果が期待されており需要が増加しています。
マスクの着用やシールドの設置などの効果はあくまで飛沫感染の防止に留まりますので、何かの拍子に新型コロナウイルスが付着しているものに手が触れてしまい、その手で顔などにある粘膜に触れてしまうとやはり感染してしまうリスクはあります。
しかし、オゾンの散布は空気中や物に付着している新型コロナウイルスの細胞膜を破壊して不活性化させることが出来ますので、さらに一歩進んだ感染対策が可能になるといえます。
3. 寮でのクラスター対策でオゾン発生器を使用するその他のメリット
また、オゾンの散布は新型コロナウイルスの除菌以外にも以下のようなメリットがあります。
①悪臭の除去
オゾンは前述の通り、悪臭の元となる成分とも反応するため消臭効果があります。
悪臭というのは健康に直接関わってくるわけではありませんが、生徒の皆さんが快適な生活を送ることが出来る寮内を維持する上で悪臭を抑えるというのは非常に重要です。
寮の管理をする過程で、悪臭に対する対策に苦慮しているという方も多いと思います。そうした方にぜひおすすめです。
②害虫対策にも有効
オゾンの散布は悪臭の元となる成分を分解するので、悪臭によって誘引されてくる害虫を防止するのにも効果的です。
また、オゾンは害虫が出すフェロモンにも反応しますので、ゴキブリなどフェロモンによって仲間を呼び寄せる害虫にも間接的に効果があります。
その他、ダニはオゾンに対して忌避反応を示して逃げていくというのもメリットです。
害虫が寮内で繁殖してしまうと不快なだけではなく、害虫が出したフンなどによってお掃除の手間が増えてしまったり、フンや死骸などが原因となって生徒がアレルギーを発症してしまう可能性もあります。
生徒達が健やかな生活を送る上で、害虫対策は重要なケアの1つです。
オゾン発生器はこうした面でも役に立つといえます。
③カビの繁殖を抑える
オゾンはカビの胞子にも反応し、分解することが可能です。
カビは放っておくと胞子を飛ばしてどんどん繁殖してしまうため、その分お掃除の手間も増えてしまうのが厄介ですが、オゾン発生器でオゾンを散布しておくことで新たなカビの元となる胞子を無力化することができ繁殖を抑制してお掃除の手間を軽減することが可能です。
また、カビの胞子はアレルギー性鼻炎などの健康被害をもたらすので、寮内で生活する生徒をそうした症状から守ることが出来るというのも安心感があります。
4. 寮のクラスター対策でオゾン発生器を使用する際の注意点
前述の通り、オゾンは除菌以外にも様々なメリットがあるため、部活寮などの新型コロナウイルス対策として非常に有用です。
しかし、オゾンは0.1ppm以上の濃度になってしまうと体表面や目、呼吸器系などへの強い刺激を受けるなどの健康被害を及ぼしてしまいます。
また、さらに濃度が高くなると肺水腫による命の危険もありますので、取扱いには十分な注意が必要です。
オゾン発生器には業務用と家庭用があり、基本的に業務用は無人環境下での除菌を想定した高濃度仕様、家庭用は有人環境下を想定した低濃度仕様となっているので、多くの生徒が生活する部活寮内で使用する場合は家庭用の機種を購入するようにしましょう。
また、家庭用の機種の場合でも使用する部屋の広さに対してオゾンの生成量が多すぎる機種を選んでしまうと濃度の高さによる健康被害を受けてしまうリスクが出てきます。
安全なオゾン濃度の基準は基本的に8畳あたり1mg/hrとなっていますので、その値を超えないように気をつけましょう。
5. 寮生活のクラスター対策に!タムラテコ製オゾン発生器をオススメする理由
オゾン発生器を提供しているメーカーは数多くありますが、中でもおすすめしたいのが株式会社タムラテコの製品です。
タムラテコでは業務用・家庭用共に様々な機種を開発しており、有人環境用の低濃度モードと無人環境用の高濃度モードを切替可能な機種や、持ち運びに便利なコンパクトサイズの機種などもあります。
部活寮内での製品使用の実績もありますので、信頼が置けるというのもポイントです。
詳しい製品情報については下記のURLにてご紹介しておりますので、オゾン発生器の購入を検討している方はぜひ一度覗いてみてください。
https://suito-kankyo.co.jp/ozone/
https://peraichi.com/landing_pages/view/bt-180h-suitokankyo
6. まとめ
今回は部活寮における新型コロナウイルス感染対策として、オゾン発生器をおすすめさせていただきました。
常に集団生活をしなくてはならない寮生だからこそ、万全の対策で新型コロナウイルスから守ってあげる必要があるといえます。
あなたもぜひ、オゾン発生器の導入を検討してみてください。