固定費削減で経営に良い影響を与えるアイデアとは

企業において大切なことは売上です。これは誰もがわかることですね。
でも、本当のところ、企業において大切なのは「利益」のはず。ということは、売上から利益を最大化するためには、企業運営に不可欠な「経費」の削減が大きなテーマになってきます。
今回は経営に影響を与える経費について考えていきたいと思います。
1: 固定費削減が経営に影響する理由
利益を最大化するためには経費の削減が重要ですが、経費の中にも種類がありまして「固定費」と呼ばれる部分を如何にして削減するのかは、経営の状況を左右するポイントとなります。
では、固定費とはどういった内容なのかというと、次のような費用です。
- 人件費
- 賃借料
- 広告費
- リース料
- 水道光熱費
(1)人件費
固定費に含まれる人件費とは、毎月決まった費用が必要な従業員への報酬です。
出勤日数や出勤時間など、労働日数や労働時間によって報酬が変動する
- アルバイト
- パート
などは、ここには含まれません。
言い換えると、一度雇用契約を結ぶと、何らかの事情がない限りは毎月報酬を払い続けなくてはいけないという費用です。
企業において、もっとも負担の大きい固定費用だと言えます。
(2)賃借料
会社が入っているテナント料や、工場のある土地の賃借料。
車を多く使うお仕事なら、広い駐車場を借りていることもあります。
こういった費用も固定的です。借りている間は、いくら売上が激減しても決まった費用を払い続けなくてはなりません。
(3)広告費
企業活動を円滑に進めるためには、多かれ少なかれ認知してもらう必要が出てきます。
そこで固定費用として必要になるのが広告費です。
イメージしやすいのが、ロードサイドに立っている看板などは、固定費用の典型例です。
また、定期的にフリーペーパーや雑誌に広告を出している会社もありますが、あの広告費も固定費用です。
広告なしでも順調に企業活動できるのが理想ですが、それでは小さな利益しか生まない可能性もあるため広告費も簡単にゼロにするのが難しい費用です。
(4)リース料
会社ならかならずあるはずです。
代表的なのは
- コピー機
- FAX機
- パソコン
- 電話
- 観葉植物
円滑に仕事を進めるために必要な固定費です。
(5)水道光熱費
事務所でも工場でも必要なのが水道光熱費です。
よほど大きな変化が会社の中で起こらない限り、ほぼ毎月同じだけの費用がかかっていきます。
どれも考えていただくとおわかりのとおり、すぐにゼロにすることが難しいものばかりです。そのため売上が多くても少なくても同じだけの費用が毎月かかってくるため、企業経営で大切な利益に大きな影響を与えてきます。
しかし、あなたには「同じだけ費用がかかる」という部分に注目してもらいたいのです。
もし「同じだけ費用がかかる」部分を、合理的に削減することができたなら、売上が今と同じであっても利益は跳ね上がることになります。
仮に経済状況の変化によって、一時的に売上が下降したとしても、固定費が少なく済んでいるのなら、売上は下がっても利益はあまり変化がなく企業活動に大きな影響を与えないという安心と安定が得られるのです。
2: 固定費削減で経営を有利にするアイデア
固定費の削減アイデアは次のようなことがあります。
(1)人件費
特別なスキルが必要ではない作業をアルバイトやパートなどに行ってもらうことで、固定的な人件費を払う従業員を整理することができます。
これはリストラということではなく、必要な部署へ必要な人を配属することで、固定的な報酬を払っている人材を有効に活用することにつながります。
また、最近はアウトソーシングという方法がありますので、高度な専門知識が必要な場合、正社員を採用して固定費を増やすのではなく、外部の専門家を活用することで社会保険などの会社が負担する費用を減らすことができます。
(2)電子化
紙は便利ですが、紙そのものに費用がかかります。
また、印刷するインクやトナー代、保管するスペース代、郵送代も必要になります。
こういった「費用」を電子化することで削減できるでしょう。
最近は、インターネットを使っていない会社はほとんどありません。
電子メールが使えない社員ばかりがそろっている会社もありません。
20年前や30年前とは環境や状況が変化しています。電子化した情報をメールで送っても、相手は90%以上の確率で内容を見ることができます。
地味な部分ですが、電子化による削減というアイデアは技術の進歩によって実現しやすくなっていますので導入を検討してもらいたいと思います。
(3)水道光熱費
電気やガスは自由化が行われたことで、自社の条件や状況に合ったプランを提案してくれるエネルギー会社を選べるようになりました。
そのため、比較検討する時間と手間を惜しまなければ、固定的な費用を削減することも可能です。
水道に関しては自由化されていませんが、地下水を使った「井戸水活用システム」を導入すると、これまでの水道と一緒に使うことで水道代の削減を目指すことができます。
例えば、水都環境サービスが提供している「井戸水活用システム」なら、一ヶ月の水道代が50万円以上の工場や施設であれば、地下水を汲み上げる設備や工事費用がゼロ円のまま、あなたの会社に井戸水活用システムを設置することができます。
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3: 固定費削減だけが経営を有利にする方法ではありません
経費には固定費の他に変動費もあります。
- パートやアルバイトのかかる報酬
- 仕入れに必要な費用
- 材料費
- 外注費
- 荷造運送費
こういった変動費も、少しずつ削減することで経営が有利になるでしょう。
仕入れの効率化や余剰在庫の管理をコンピュータでおこなうと、最適な発注タイミングもわかってきます。
ちょっとしたことの積み重ねですが、変動費削減は毎日の積み重ねの結果だといっても良いでしょう。
会社でルール化し、従業員へのコスト意識を周知することが重要なポイントになってきます。
4: まとめ
固定費と変動費は、経営に影響を与える部分です。
今回ご紹介しましたアイデアを参考にしていただき、御社のルールや従業員との関係をふまえてカスタマイズし、固定費と変動費の削減に取り組んでいただければ幸いです。